2006年03月14日

たのしいムーミン一家

 


 ひさしぶりにこういうのが読みたくなり、買ってしまいました。
 オムニバス形式なんですね。
 ムーミン達が長い冬の冬眠から目覚め、春を謳歌しだします。
 おさびし山に行ってみたり、海に行きニョロニョロの島へを上陸したり、全てがマイペースで楽しそう。
 そんな小さいお話の積み重ねです。
 だけども、話の最初の頃におさびし山で拾った帽子。それは、飛行鬼のシルクハットだったのです。
 ムーミンとスナフキンは、そのことが常に頭のはしに残っている状態。
 飛行鬼という強大な未知の存在への不安。
 ジワリジワリと迫ってくるような感じです。
 だけども、トフスランとビフスランとスーツケース、そしてモランが去った後...?
 
 児童文学としては、翻訳モノということで読みにくさはあるかなとは思います。
 ただ、日本人の書くものは、「未知なる想像力豊かなモノ」をあまり見受けないので、読んでいてワクワクしないのです。「知っているモノをこねくり回している」感じというか。
 そういう意味では、子供の想像力をかき立てる良い読み物だと思います。
 想像力豊かな子供になってほしいなぁ。
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BookData
 講談社青い鳥文庫
 著者:トーベ・ヤンソン /山室静
 本体価格:580円(税込609円)送料別
 出版社:講談社
 サイズ:新書/261p
 発行年月:1980年11月
 ISBN:4061470442
 By.楽天ブックス
posted by さざなみ at 23:08| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【本】フィクション(小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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